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カントリー・ガールズ 島村嬉唄に関するお知らせ


ハロー!プロジェクトをいつも応援いただきありがとうございます。


突然のご報告となってしまいますが、カントリー・ガールズのメンバーの島村嬉唄との間の契約が途中解約となったことをお知らせ致します。


島村嬉唄は、カントリー娘。カントリー・ガールズと改名し、新たにスタートした昨年11月に加入し、今年3月にはカントリー・ガールズとしてのCDデビューも果たしました。
その後、ご家族との間で今後についてのお話し合いを重ねてきた過程で、カントリー・ガールズというアイドルグループとして活動を行っていく上での考え方に関し、ご家族と弊社との間に埋めることができない隔たりがあることが明らかになってまいりました。この間、ご家族からは「辞めたい」というお話があった一方で、弊社としましても責任あるマネジメントの範囲を超えていると判断せざるを得ず、今般の途中解約に至ったものです。


この結果、カントリー・ガールズは、スーパーバイザーの里田まいを除けば、5人となる訳ですが、残されたメンバーは、この現実を受けとめ、これまで以上に頑張っていこうという思いを強くしています。
ファンのみなさまには、ご心配をおかけすることになり、たいへん申し訳ございませんが、これからのカントリー・ガールズによりいっそうのお力添えをいただきますようお願い致します。


2015年6月12日
株式会社アップフロントプロモーション
代表取締役 大濱 稔


http://www.helloproject.com/news/2980/

フィーバーは熱病

昨年末のハロプロカウントダウンライブにて、それを観た誰もが驚いたのが「うたちゃん」という輝きだったと思います。
https://youtu.be/2kyZtphd2Zg?t=12m4s


歌がステキ・ダンスがキレキレでカッコイイ、ハロプロに対して求められるあらゆるスキル。それらを超えた初々しさで観客のココロをグワッシ!と握り引きずりだした強烈なインパクト。
島村嬉唄への注目が、2015年初っ端の大事件でした。


そこからのカントリー・ガールズは、インディーズから急遽メジャーデビュー。オリコン週間3位。デビュー曲「愛おしくってごめんね」で作成されたMVやCMは島村さんを中心に置く戦略。
島村さんへの注目度をグループに波及させようという意図が強く感じられました。


イタリア人の血を引く丹精な顔立ち。天然の儚げな髪色と澄んだ瞳。
本人も自覚しているとおり歌やダンスの上達度はまだまだでしたが、キラキラ具合は誰もが目を奪われる存在。
島村さんは順風満帆な芸能生活をスタートさせました。
そんな彼女への周囲の期待も、かなりのものだったと予想できます。



でも…。


私はいろいろ彼女とその環境に「?」と思うことが以前からありまして。
後出しジャンケンではありますが、軽くこの後に書いていきます。


なぜこんなことを書くか。
それは、今後こういったトラブルを生んで欲しくないから。そして今気付かないと将来再発してしまうから。
ただそれだけです。

「うたちゃん」は願望の具現化?

https://youtu.be/9TxrGmaMBI0?t=33m59s

この動画では、モーニング娘。12期メンバーオーディションの合宿風景が収められています。
そしてこの合宿には後にカントリー・ガールズとして選出される小関舞と今回の主役・島村嬉唄も参加していました。
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この一番右端が島村さん。その左側が小関さん。


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画面中心で手前にいるショートパンツの人が島村さんです。


これを私は観て、「島村さんって露出多めの結構ハデめな格好が好きなんだな」という印象を持ちました。



里田まいSV(スーパーバイザー)から新加入を告知されるシーン。
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この時の服装も、おとなしい感じはあまり受けず。


そしてカウントダウンコンサートでのお披露目。
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手首までの長袖に白のサロペット。
他のメンバーもそうですが、垢抜けない衣装になりました。


これで「うたちゃん」の幼気なイメージ作りは完成したわけです。


恐らくCountryというイメージに島村さんの儚さがマッチしたと感じたプロデュースする側が、「これはいける」と踏み、実際「イケた!」と手応えを実感したはずです。
今年の初頭のファンはうたちゃんうたちゃんでしたよ。



さて。
これで良かったのでしょうか。


こうすれば売れる、という確信と実際のファンの反応。
事実、カウントダウンの模様を収録したハロステは再生数が他の回よりも跳ね上がりました。コメントでもカントリー・ガールズに関してのものも多く、こういった反響がメジャーデビューを急いだ要因にもなったのでしょう。
しかし一方で、島村さんへの「うたちゃん」状態を望む声もやはり多く、初々しさが今後無くなってしまうとか場馴れしてしまうのが寂しいとかもあちこちで聞きました。
また、最近のメイクのやり方がうたちゃんらしくないというのもあったりして、果たして島村さんはこの現状をどう捉えていたのでしょうか。
また、握手会やイベントなどで直接ファンから言われる文言には、どういうキモチをもっていたのでしょうか。
そして、うたちゃん像にそった演出を求める制作側へのキモチはどうだったのでしょう。


そんな島村さんの内情なんて、分かりっこありません。


だけど私は、島村さんへの周囲の求める声があまりにも大きくなり過ぎてしまい、それに対して島村さんのご家族が疑問を持ったのではないかと推測しています。


先述しましたが、元々はモーニング娘。のオーディションを受けてのカントリー入り。
応募した際に想像していた娘の姿が、自分たちが知っている本人から大きくかけ離れそれに対して大絶賛されている現状。
そして今後への展望はそれに追随するものになっていく。島村嬉唄は「うたちゃん」じゃないと芸能活動ができないので、それを継続させていくためのプランに同意してもらいたいという要望。
娘を預ける側の心境とは。


ここまでの想像は邪推ですかね?

そこに愛はあるのかい?

これまでのハロプロは大看板としての「つんく♂プロデュース」というものがあり、その意志や考えに沿った活動をしてきて(いるということになってい)ます。
括弧づけにしましたが、メンバーやつんく氏の言動からもそれは事実なのでしょう。
しかしご存知のように♂氏は体調を崩し、制作活動や表向きの活動をこれまで控えています。そしてカントリー・ガールズには楽曲を提供できていません。
つまりはカントリー・ガールズカントリー娘。時代の曲を歌うことがあっても、コンセプトにつんく♂氏の意図があまり含まれていないのではないでしょうか。
ならば誰かが新生カントリー・ガールズのイメージ作りを立て、実行しているのでしょう。それが当たった。
制作側も事務所もファンも、「カントリーはこうでないと」という流れができてくると、誰もそれに対して意見や疑問を出しづらくなってしまいます。
私もそうでした。


その疑問を本人サイド(今回は家族であるとの発表でした)から出された場合、制作側と事務所はどういった対応ができるのでしょうか。
過去にもそういった場面はあったのでしょうか。つんく氏や山崎氏の意向が強いと押し切られてしまっていたのかもしれないし、それでも反発して組織を脱退する人もいたかもしれません。


想像だけでここまで引っ張ってしまい申し訳ありません。

私達が観ていた天使は幻だったのか?

うたちゃん、はもう私たちの前には現れません。
島村さんは高校受験も控えています。彼女がステキな青春時代を送れることを願っています。


そしてふと、
「アイドルやれて幸せだったな」
と感じれる時が、彼女の人生の中に訪れることを密かに願っています。



島村嬉唄さん。
貴重な人生を半年間だけ私たちに提供してくれて、本当にありがとうございました。
また逢える日を待ってます。