楽曲大賞 MV部門

3位

愛おしくってごめんね/カントリー・ガールズ 1.0pt.

ただひたすらに「カワイイ」を詰め込んだ動画。それが良くも悪くも2015年の波乱を巻き起こすことに。はにかむ笑顔に、彼女の未来が明るいものであることを願って。

2位

青春小僧が泣いている (Another Ver.)/モーニング娘。'15 2.0pt.

構図も発想も予算もこれまでのハロプロには無かった、大いなる傑作。もっと渋江修平監督には今年動いてもらいたかった。来年以降も何かやって欲しい。

1位

乙女の逆襲/アンジュルム 3.0pt.

かっこいい。怖い。綺麗。
スマイレージからの脱皮をし羽化を経て羽撃こうとしている姿が、胸を激しく焦がしていった。
独創性高い相川茉穂の伝説も、ここからが始まり。

次点

Oh my wish!/モーニング娘。'15
七転び八起き/アンジュルム
臥薪嘗胆/アンジュルム
わたし [福田花音]/アンジュルム
CHOICE & CHANCE/Juice=Juice
続いていくSTORY/Juice=Juice
恋泥棒/カントリー・ガールズ
普通の私 ガンバレ!/LoVendoЯ

楽曲大賞 楽曲部門

5位

Oh my wish!/モーニング娘。'15 0.5pt.

鈴木香音のセンター。ハラハラしながらも堂々とした佇まいに、自分ガッツポーツ。

4位

愛おしくってごめんね/カントリー・ガールズ 1.0pt.

セリフを上手く言えないことが、観ている人を皆「保護者」にさせた問題作。
後に大きな事件によって披露されなくなるのだが、決して誰も忘れることはできない。

3位

CHOICE & CHANCE/Juice=Juice 2.0pt.

5人ヴォーカル・グループが聞かせるビートには安心感さえ漂う。（このタイトルでは無いが）ウイークリー1位の自負は彼女たちの強大な共有財産であるし、決してすり減らない。頼もしいなぁ。

2位

ドンデンガエシ/アンジュルム 3.0pt.

反逆児集団が高らかに意思表明している。気持ちいい。

1位

大器晩成/アンジュルム 3.5pt.

2015年の幕開けにふさわしいナンバーは、1期〜4期メンバー全ての人生を変えた。
そして彼女たちを観ていた人々の心を動かした。
関わった人の背負う運命が、好転するように引き寄せたパワーに「歌の心」を感じる。

次点

我武者LIFE/℃-ute
乙女の逆襲/アンジュルム
臥薪嘗胆/アンジュルム
GIRLS BE AMBITIOUS/Juice=Juice
Magic of Love/Juice=Juice
鳴り始めた恋のBELL/Juice=Juice
ラーメン大好き小泉さんの唄/こぶしファクトリー

楽曲大賞 推しメン部門

鈴木香音/モーニング娘。’15

痩せた戻ったとかは映像に残っているので、なんとでも言える。
問題は彼女がいることでどれだけハロプロが注目されるか。
求心力の強さは、鈴木香音の持ち味だしこれからも廃れることがない。
センターを経験し同期が去ることで生み出される「柱」という存在感は、揺るぎないものになった。

2016への危惧

2015年は事件が山積していたが、創世期からのプロデューサー・つんく♂が健康面によってその座を降りたことが、最大の転換だったと私は思います。
彼が自らの命と引換えに声を失った訳ですが、ハロプロにとっては音楽性の方向を集約できなくなりました。


つまり。


現在のハロプロって、結局なんなの？


これまでは「つんく♂によるアイドル集団」だったのです。
しかしその定義は崩れました。
今は、アップフロントエージェンシーに所属する女性ユニットであって、並列に評価していくにもプラットフォームがくっきり見えにくくなりました。


来年以降（いや、厳密には今年1年間も）「ハロプロの楽曲を振り返ってみよう」という主旨にどれだけ自分が注力できるかわかりません。
楽曲の豊富さに心を打たれた分、今年も楽しみ苦悩しながら選定しましたが、来年はどうなっているのか…。
メンバーやユニットが増え、コンサートの開催自体に会場の減少やライブハウス展開が今後影響を色濃くしていくと、行き詰まる可能性もゼロでは無いと感じています。
現に、例えばチケットの販売方法でランク付けをした結果売上に影響しているというのが、来年正月のハロコンで明確になってきています。


福田花音さんがアンジュルム卒業後に作詞家を目指すなど、新たな流れが出てくることで面白くなりそうな雰囲気も当然あります。
だから敢えて提言しました。


追記。
密かに来年は相川茉穂さんのブレイクを予感。