2016への危惧

2015年は事件が山積していたが、創世期からのプロデューサー・つんく♂が健康面によってその座を降りたことが、最大の転換だったと私は思います。
彼が自らの命と引換えに声を失った訳ですが、ハロプロにとっては音楽性の方向を集約できなくなりました。


つまり。


現在のハロプロって、結局なんなの?


これまでは「つんく♂によるアイドル集団」だったのです。
しかしその定義は崩れました。
今は、アップフロントエージェンシーに所属する女性ユニットであって、並列に評価していくにもプラットフォームがくっきり見えにくくなりました。


来年以降(いや、厳密には今年1年間も)「ハロプロの楽曲を振り返ってみよう」という主旨にどれだけ自分が注力できるかわかりません。
楽曲の豊富さに心を打たれた分、今年も楽しみ苦悩しながら選定しましたが、来年はどうなっているのか…。
メンバーやユニットが増え、コンサートの開催自体に会場の減少やライブハウス展開が今後影響を色濃くしていくと、行き詰まる可能性もゼロでは無いと感じています。
現に、例えばチケットの販売方法でランク付けをした結果売上に影響しているというのが、来年正月のハロコンで明確になってきています。


福田花音さんがアンジュルム卒業後に作詞家を目指すなど、新たな流れが出てくることで面白くなりそうな雰囲気も当然あります。
だから敢えて提言しました。


追記。
密かに来年は相川茉穂さんのブレイクを予感。